製造物責任あれこれ

 国内での着ぐるみマスクって手間暇かけて作るものが基本なので、そうバリ・トゲがあるようなものは見かけないです。

 そもそも、国内には法律的に規制があります。これらは製造物責任法といって、例え過失なくても10年の製造責任が課されているため、そうやすやすとケガするようなものはまず出荷できません。

 しかし海外はその法律は及びません。では誰が責任取るかというと輸入した人になるんです。これは法にも定められています。例えばオークションで輸入転売(いわゆるせどり)するときは、出品者が製造物責任を負うことになるわけです。10年有効なので、落札者は出品者情報はおさえておくことをお勧めです。

 ついでに製造物責任とは別に、追記すると消費者契約法というものもあって、よく見かけるオークションサイトでノークレームノーリターンがそれ。これも事業者ですと表記そのものが無効です。つまり、いくらノークレームノーリターンといっても瑕疵を回復する義務があります(逆にオークションで堂々と書いている事業者は法律を知らないということになります、そういう業者と取引するかは消費者次第)。バリ・トゲがある場合は瑕疵として認められるケースがあるので出品者に回復義務を要求したほうがいいかもしれません。

 でもこの辺の話っていわゆる生命に危険が及ぶ、あるいは通常使用(着ぐるみマスクなら、カポるとケガするレベル)に足ることのできない欠陥と認められる瑕疵の話なので、たとえばデザインで「ここの角度が違うから直してくれ」とか、「ここの目のデザインのハイライトの位置が違うから直してくれ」とかそういうのは違う話と考えています。ウチの場合もwebサイトでの説明文にかなりこの辺細かく、お客さんにとってはうるさく感じるかもしれないのは、この辺の法律が基になってるんです。結果文字が多いサイトにどうしてもなっちゃう。

 ちなみに消費者契約法は事業者の話ですから、個人(出品者)には関係ないです。ただ、繰り返し出品はたとえ個人でも事業者と認められるケースもあります。なので泣き寝入りはしないほうがいいかもです。

 ただし………、オークション出品者が海外在住の人だった場合は?

 残念ながら落札者が輸入者になるので全責任は落札者になるので、基本は泣き寝入りです。これは諦めてください(;・∀・)ノ ただオークションの規約で出品できる人は国内に住居している人のみ、という約款があるかもしれません。海外に住居している人が出品している事実を明示すればオークション事業者が何らかの対応してくれるかもしれません(が、望みは薄いです( 一一))

 特にコピーモノ、、、つまり著作権法に侵害しているモノを輸入するときは気を付けてね。輸入した人が責任とることになるから。知らなかったとしても法に裁かれるよん。と、書いちゃうと輸入したら即タイーホなのか、というわけでもなく、実際のケースは関税に連絡がはいってコレ偽物だから捨てていいね?と聞かれるのでYesと答えれば終わりという感じです。これをNo、と答えると揉めるよというレベルで抑えてもらえればいいかと。払ったゼニとかはしらん。

 話は戻るけどウチの場合、製造物責任保険と、弁護士駆付保険の二つを毎年契約していますです。どちらもそう高い保険料ではないので、着ぐるみ界隈だけでなく、人の肌に密着させるモノを作ってるクリエイタの方は検討したほうがいいかもね。お客さんも保険かけているのを知ってれば安心ですし。

 

その他つぶやき

そういや、ウチの場合口紅はガッツリいれるタイプですけど、口紅を付けないという指示も請け負っています。以前はできなかったけど、YU-GAからはOK。シミュレータもあるので試してみてください。( `ー´)ノ