コンプライアンスと現実の市場

 コンプライアンスと現実の市場って乖離しているケースは多々あるし、法令順守よりも市場優先するトコロもあるけど、事業的には非常にリスキーでもある。世の大きな変化(急に懲罰が強化されたとか)に大きな舵取りを要求されることになり、それに対応できないと、そのまま廃業するリスクがある。

 また市場が利権が絡んでいるとまた話は変わってくるが、それもないジャンルだと将来的にコンプラ軽視したしっぺ返しが来たときに、「ここの会社って時代の変化に対応できるのかなぁ」と考えることもある。

 一番記憶に新しいのはグレー金利。ある判例によって突然ブラックになったため、いわゆる「払いすぎたローンを取り返します」ビジネスができた。それによって貸金業の会社が次々と立ち行かなくなっていく。 なにより話の問題点は、過去に完了した取引に対しての賠償だから、事業者にとってこんな恐怖な話はない。「〇年〇月〇日から、有効です」と将来告知であれば、それまでに対策をとればいいんだけどね。