お勧めの衣装屋は?

 たまに衣装屋のお勧め教えてくださいと質問されることがあるけど、今は二つの業者を紹介しています。コスミルク(来年再開するらしい)とコスフィット。後者は着ぐるみ業界ではよく知ってる人、合同会社ぷれこすさんがやっているので着ぐるみ特有の問題、たとえばマジックテープを使わないとかも考慮した衣装を作れると思います。特に衣装ってピンキリなのでどこまで文化を熟知しているかも重要です。

  • ここに刺繍があるはずなのに省略されているっ
  • ここにボタンがあるはずなのにボタンがないっ
  • (着ぐるみ界隈だと)マジックテープ使いまくってるぅぅぅ

と、いったことがないよう、きちんとわかっている衣装屋ならばその随所随所が「わかっている」かどうかがポイントでもあります。

 さらに言えばとにかく販売者の身元がわかっていることが重要です。万一トラブルになったときに身元がわからないとトンズラされてしまうかもしれませんし、適当にあしらわれる可能性もあります。また、以前にも書いたけど日本国では製造物責任法があるんですけど、少なくても身元がわからないと訴えようにも訴えられないです。刑事事件でないかぎり、自分で身元を見つけるしかありません。

ちなみにちなみに、、

  ウチはコスミルクに依頼していて、ここんちは直接個人の職人に依頼を投げるタイプだから、中間搾取がゼロな上に、言うまでもなく国産になるからある意味チート技に近いですね。それをいうと、今の着ぐるみ面工房も同じことはいえるか(;・∀・) ただ現在は休業中。

 あやめのOL服は上記の写真のように裏地があります。あとポケットもあります。何よりも上記の写真は2014年に撮ったもの。痛みもなくまだまだ現役で着られています。コスプレ衣装としては長寿命といえるかもしれません。

 国産って日本人の人件費もさることながら、生地代も半端なく高いです。そりゃ、アーバンツイルに裏地生地にポケットもまであわせりゃ高くなるのはいうまでもありません。

あやめ商店の肌タイツ生地

 ウチの生地コストはべらぼうに高いです。市販品生地使わないで、オリジナル生地なため。質感が近くて安い生地はあるにはあるけど、材料に妥協しちゃう料理人の作品をお客さんが食べたいと思うかどうかでしょうね。

 うちの場合、他にも削れるコストがあるんじゃねかと、ITコスト、家賃コストなどを徹底的に削減、営業効率をオプティマイズしまくった結果、その分の浮いた予算を生地代に回した、、、という感じです。欠点としては営業コストがかけられないから、電話対応もできないし(対人件費コストがかかりすぎる)、営業専用の人間も雇えない。という本来会社であれば当たり前の対応が、ウチでは難しかったりします。その辺はトレードオフというところですか。

 実は、、、すべてのお客様が当店のwebサイトは隅から隅までよく読んでいただいたうえでお取引をされると、これだけでコストが一桁レベルに違うのです。もちろん、お金出して買っていただく以上お客様目線は常に忘れてはいけない。お客様サービスにコストをかけるか、しかし、製品コストがどうするか、この天秤をどう調整していくかこれからの課題です。