あやめパック・ゼンタイはゼンタイ嗜好者向けに自信をもってお勧めする究極の全身タイツです。
追加オプションもなにもない「シンプルなゼンタイ」。素材だけで価値を勝負し、究極の技術と素材を尽くしたゼンタイです。そこには見てくれ、見栄えはありません。あやめ商店でゼンタイをお求めの方はこちらをご指名ください。
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あやめパックに「グロス」がついているものはあやめグロスを使用した生地になります。こちらは触り心地はあやめパックゼンタイには劣りますが、見栄え優先にしたものです。テカテカ水着が大好きな方にはたまらないでしょう。
ではではここから長い文書です。ゼンタイへ想いが自分の礎である方でしたらぜひとも読んでください。そのような方を対象にしています。 📂
肌タイツとゼンタイは全く違います
別物商品として扱うのはおそらく当店だけかと思います。他業者はこの違いがわからないでしょうし、諸外国ではzentaiとhadataiは同義語として当たり前のように出回っています。しかしながら日本人の一部の愛好家には肌タイツとゼンタイは全く違うものとして認識しておりますし、「肌タイツ」と「ゼンタイ」はそれぞれ設計が違います。肌タイツとゼンタイはそれぞれ強い思い入れのベクトルが異なるため、どこをどうこだわるか、どこを重点的に置くかというのは同じではありません。
例えば…
- クラッカー と ハッカー
- ロードバイク と クロスバイク
- iphone と android
- VHS と β
- ミラーレス と 一眼レフ
このテのわかる人にとっては明確に違いがわかりますが、一般人からみればどちらも同じようなものしかみえません 。けれども、その分野に精通している人ほど一般人に「そんなん同じじゃん」と一緒くたにされるのはちょっとモヤッとしませんか? ← ここがポイント
あやめパック・ゼンタイは「ゼンタイ用途」として設計しており、肌タイツとしての用途とは違う設計です。
ゼンタイ向けとして用意した専用生地
あやめパックに使用する生地は「あやめどーる」をもとに、ゼンタイ向けに最適化した「かきつばた」生地を使用しています。
少し話を「肌タイツ」に移します。私たちはかつて日暮里を走り回り、夢中になって肌タイツの生地を探していました。しかし、問屋生地卸は多くの種類があっても「これだ!」という生地は見つかりませんでした。結果的には直接工場に生産してもらうという方法をとったのです。これはその後の未来に大きく影響を与えることになります。
これは「ゼンタイの専用生地そのものが独自で工場生産する」ができることを意味します。
ゼンタイ愛好家が突き刺さるような生地。当店にお越しになれるお客様の中にはあまりのド直球な生地に、手袋を試着しただけで「ビクッ」と反応するような方もいます。そう、このような生地を仕様として定義することができると同時に専用生地を工場生産する、どこかの生地問屋でお茶を濁すのではなく、工場に直接生産することができるのです。
私たちはゼンタイ生地をあやめタイツの親戚生地として「かきつばた」と区別しました。「かきつばた」生地は私たちが独自に生産しているため、問屋にも流通しません。「かきつばた」生地は当店でしか手に入りません。(最近は類似生地がだいぶ出回っていますが、まだ完全にコピーはされてないようです)
伸びるファスナーを使用
あやめパック・ゼンタイには伸びるファスナー+ムシ隠しつけ処理を採用しています。かつてのゼンタイは生地が伸びてもファスナーが伸びなかったため、そこだけが固定箇所でした。しかし、当店のファスナーは伸びるため、どの部位も固定箇所が存在しない、すべてが伸縮するゼンタイに仕上がっています。
素材だけよくても料理人の腕がなければいい料理はできません
料理は高い食材と卓越した料理人の腕の二つをもっておいしいものができます。いくら高い食材、いくら素材にこだわっても、その素材を十二分に引き出すにはそれなりの技術が要求されます。
私たちは当初、高品質な生地(当時はささ生地Rel2と呼んでいて今でも幻の生地とも)に頼りきっていました。それが東日本大震災の不景気と、その生地の在庫が尽きてしまい、商売としては万策尽きたかのような時代がありました。藁をすがる思いで日暮里の生地問屋を訪ねまわったのですが、「そんな生地ありません」と一点張りで一切相手にされず門前払い。それが日暮里の最後。
それでもなんとか代替品は見つかったのですが、ささ生地Rel2と比べて大幅にスペック減のものでした。しかし今はこれしかない。特にこの生地はあまり伸びないうえに、すぐに透けてしまう問題を抱えていました。そう、今まで生地に頼っていたクオリティが一切通用しなくなったため、生地をなるべく伸ばさずにフィットさせる。大変な精密な計算と設計を要求されたのです。もはや否応ありません。フィット技術を自らのモノにしなければ生きのこれる道はありませんでした。
こうして長い年月を経た現在。技術を磨きに磨かれたフィット技術は、今日の私たちの肌タイツ製作技術の土台となっています。
これは、と同時に、ゼンタイ愛好家が好むクオリティ設計に応用することも実に容易いことでした。ゼンタイはゼンタイでこのくらいの締め付けがちょうどいい、そんな設計を反映し、今の「あやめパック・ゼンタイ」に活かされています。
専用生地という工場生産というノウハウと、厳しい時代に培ってきたフィット技術の二つが合わさった今、究極を突き詰めた成果物が「あやめパック・ゼンタイ」なのです。
固定サイズでも妥協を捨てない
固定サイズは適当にS,M,Lと決めたわけではありません。
もともと当店の肌タイツのフルオーダメイドはフル採寸した後に型紙をわざわざ作り、肌タイツを製作しています。何年物の蓄積した採寸データはやがて大きなビッグデータとなるのは必然です。そのデータをもとにまずは身長5サイズにわけ、さらにやせ型、標準型、ふくよか型と3種類に分けました。ですから、あてずっぽうにサイズ展開したのではなく確かなデータをもとにサイズ展開したものです。
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MADE IN JAPAN
社内スタッフの中で製作し、さらに「生地も」日本製です。念のため、生地の染色に発がん性物質が含まれていないかも確認しています。
特にミシンのこだわりも日本製特有です。当店のミシンは4本ロックの日本製のミシンを使用しているため、縫いにエラーがなく、また3本ロックとくらべて頑丈に縫える特性があります。