twitterは情報発信ツールとしては重要な役割を持っています。

 しかしながら、企業として使う場合単純に広告塔に使用するだけですとしょせんは広告のみであり、あまりヒトを動かすことはできません。結局は価格競争に巻き込まれます。どうやって顧客を獲得するか。どうやってヒトを動かすか。当店はなるべく人となりを見せて、距離感を近い存在にしたいという思惑があります。ただ、その場合広告以外にも何らかのツィートは必要なのですが、広告以外のネタを広げるにはどうしてもリスクが存在しています。

 一番リスクとは。やはり人です。ヒトというより自分というべきかしら。

 twitterの情報発信は常にヒトの手。ヒトというものほど不確定要素はなく、常日頃からどんなに気を付けていても毎日の繰り返しになると油断してしまうことがあります。車の運転と事故と同じようなものです。このへんは公式アカウント(@ayamestore)の運営をしているときからも随分と神経とがらせていましたし、ドラフトツィートも結構没にはしていたりします。とはいえ、そろそろセカンドオピニオンは欲しいなぁと思っていました。

 そんな中で出会ったのは合同会社フォルクローレです。元警視庁のtwitterアカウントの中の人「甲」さんが代表する会社です。

 もともとは有事の際の検討でした。さすがに今の状況になってくるとただ製品作って売る商売だけでは済まされず、様々な自衛手段も検討しなければならなくなっています。あたりまえですけど「このままだと売り上げにかかわるレベル」のよほどの被害を受けないかぎりはこちらから仕掛けることはないのですが(カネもかかるし)、どちらかというと仕掛けられちゃったっていうパターン。これもどの業界もお作法というものがあって、それに沿った対応が必要なため、当初は弁護士の顧問契約を検討していたのです。

 ただ、実際に起こりえる有事の確率性と別の携わっていた業界のように呼吸のごとく訴訟や事件があるわけでもなく、そこまでの経費をかける必要があるかどうかというとちょっと?がつく感じでした。それよりも、ウチ的には事件としてそもそも成り立つか、成り立つなら刑事案件として任せたほうがいいのか、改めて弁護士通じての民事に持っていくべきなのか、どう証拠を押さえることで動いてもらえるかといった、より現場の経験者を顧問に迎えたい思惑があったわけです。それで顧問契約を相談していたのですが、あれ?、そういや?、とばかりに「twitterのセカンドオピニオンできまっか?」と尋ねたら「コンサルっすね」とすぐに取引できる形ができていたため、すぐにサービスを利用する形になりました。

 現在、あやめすたーのツィートはセカンドオピニオンにチェックを入れてもらうことで発言を公開する形をとっています。「これはキワドイかな?」というツィートも安全側に倒して没にしていたのですが、今後はその辺もセカンドチェックがあると幾分かは安心です。

合同会社フォルクローレはこちらサイト。
https://folclore.jp/

 価格的には個人事業でも利益を確保していて、かつtwitterで人格表現している個人には検討の余地があるかもしれません。その辺は炎上してしまったときに、損害となる時間とコストを比べると結構現実味はあると思いますです。